職場で何らかのトラブルや問題を抱えてしまったときに、頼るべき存在となる人物は上司です。信頼できる上司がいれば、何も迷うことなく相談できるでしょう。
しかし、残念ながら全ての人物が信頼できるとは限りません。仕事ができる上司であっても、人間性が良いとは限らず、頼りにならないことも十分にあります。悩みの相談は信頼関係が成立していなければ行うことはできませんし、安易に相談してしまうと返って状況を悪化させることになりかねません。そのため、悩みを話せる上司かどうかを見極める必要があるでしょう。
あなたの側に良い上司がいれば、その存在感で職場の雰囲気を変えてくれるかもしれません。普段は和気あいあいと和んでいる職場であっても、緊張感を持たせたりして、仕事の問題点を解決してくれる可能性があります。ですから、部下への指示が的確であったり、アドバイスの仕方を上から目線ではなく、親身になって対応してくれる人物かどうかを普段から見極めておきましょう。
一方、職場の雰囲気を悪くする上司である場合は要注意です。仕事の悩みを打ち明ける相手としては的確ではありません。人間関係を悪化させる人物や、コミュニケーション能力が乏しい人物であれば、アドバイスを求める相手としてはふさわしくないので、他に話ができる人を探した方が無難でしょう。
悩みを抱えていると仕事も手につかなくなり、集中力が途切れてしまいます。また、悩みが大きいと健康にも影響を及ぼすこともあり得ますので、相談できる人物をあらかじめ選定しておきましょう。職種を問わず仕事の悩みを早期に解決するためには、誰かを頼り、一人で抱え込まないことです。